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書評・三八堂のんびり不定期に読んだ本の感想を書いていきます
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2011.06.15 Wednesday
「井沢式「日本史入門」講座(5)」井沢元彦
●本日の読書 2010.08.11 Wednesday
「井沢式「日本史入門」講座4」井沢元彦
●本日の読書 2010.07.21 Wednesday
「井沢式「日本史入門」講座3」井沢元彦
●本日の読書 2010.07.01 Thursday
「井沢式「日本史入門」講座2」井沢元彦
●本日の読書 2010.06.24 Thursday
「井沢式「日本史入門」講座1」井沢元彦
・「井沢式「日本史入門」講座1 和とケガレの巻」井沢元彦/徳間文庫 「逆説の日本史」好きの旦那が読んでいる割に、私は一冊も読んだことのない井沢元彦の歴史解説本。何故手に取ったかと云うと、通史ではなく、要点や共通項から日本史を見ると云う事をしたかったからです。それと、サブタイトルに惹かれたんです。私は宗教についての知識がないなあと常々思っていまして、まあ文庫だし読んでみようか、と。 読んでみて、非常に分かりやすかったです。特にキリスト教についての解説が。今まで旧約聖書と新約聖書、エホバとイエス、カソリックとプロテスタント、キリスト教とイスラム教について、大雑把な理解ではありますが、良く分かりました。結婚式で良く言われる「父と子と聖霊の御名において」の意味するところがやっと分かりましたよ! 丁度読み終えた直後に知り合いのお式に出させて頂いて「おー、言ったー、父はエホバで子はイエス、聖霊は良く分からんけれど精霊で、これらが三位一体なのだなー」と思いました。 あれ、日本の歴史を読み解く本だった筈が。 日本の歴史に付いても良く分かりましたよ。何故日本から談合がなくならないのかと言えば、日本の「宗教でない宗教」、話し合いで物事を決定する民族性、いわば「和」を極端に重視する民族性についての解説が納得できる解説で理解出来ました。 独特の牽強付会な語り口には抵抗を感じる部分もあるのですが、日本の歴史研究家は一時代に特化しすぎて通史で物事を捉えないと云う指摘も、ある面で当たっていると思います。以下、続刊を読んで行きます。 1/1 |