書評・三八堂

のんびり不定期に読んだ本の感想を書いていきます

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「さようなら、ギャングたち」高橋源一郎
●今日の読書
・「さようなら、ギャングたち」高橋源一郎/角川文庫クラシックス


 ……うー、判らんかった。ちっとも判らんかった。当時凄く新しかったのは判るし、物語の構造は綺麗だし、斬新(そう、斬新と云う評価が最も適当であろう)だと云うのは判るけれど、結局何が言いたいか何を感じさせたいか何を訴えたいかと云う事は読み取れませんでした。

 ディテールに面白い処は多かったです。タイトルにもなっている「さようなら、ギャングたち」は恋人の「中島みゆきソングブック」が僕につけた名前で、つまり物語世界では特定の相手にのみ呼び名を附けるのが普通だとか、第一部のクライマックスにも繋がる設定だけど死ぬ人間には当日の朝に役所から「死亡通知書」(予告状だな)が届くようになっているとか、そう云う点は構成上必要で、そう云うのは面白いんだけど……(以下繰り返し)。加藤典洋の解説で少し理解したような気持ちになるけど、うーんあたしにはまだちょっと難しかったです。いつかこの話とか笙野頼子の話とか判るようになる読解力が附く日が来るのでしょうか。
| 国内た行(高橋 源一郎) | 23:24 | comments(0) | trackbacks(0) |
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