書評・三八堂

のんびり不定期に読んだ本の感想を書いていきます

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「雪国」川端康成

評価:
川端 康成
新潮社
¥ 380
コメント:ボンボンの島村と、奔放な芸妓駒子の物語
●本日の読書
・「雪国」川端康成/新潮文庫


 岩波文庫で買いたかったのだが、無かった。「伊豆の踊り子」の筋が有名なので、読んでいる途中にその筋書きを思い起こして仕舞い、あ、なんか違うなーと思いながら読んで仕舞っていました。

 ボンボンの島村と、奔放な芸妓駒子の物語。サラリーマンやっていると、島村がシーズン毎にのんびりと宿屋に逗留しに来てぶらぶら過ごし、寄ってくる駒子と遊んでばかりいるのがムカつきます。畜生、金持ちめ。

 結局島村は、駒子よりも葉子の方が断然好きだったんだろうなあ。簡単に手に入った駒子よりも、寧ろ死者に嫁いだかのような手に入らない葉子が好きなんだろうなあ。あと、駒子が芸妓だったと云うのも、葉子より軽んじる理由だったように思います。……あれ、書いている内に段々と腹が立ってきたぞ。

 全体通した雰囲気は「山の音」の方がずっと良いと思いますが、川端康成のはっとするような鋭い美しさを描いた文章はやはり素晴らしいと思います。
| 国内か行(川端 康成) | 00:05 | comments(0) | trackbacks(0) |
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