書評・三八堂

のんびり不定期に読んだ本の感想を書いていきます

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「静かな木」藤沢周平
評価:
藤沢 周平
新潮社
コメント:最晩年の短編三つを収めた味わい深い作品集。

●本日の読書
・「静かな木」藤沢周平/新潮文庫

 あけましておめでとうございます、本年もよろしくお願いいたします。

 実家に転がっていたので読みました(去年)。初の藤沢周平作品……じゃなかった。「用心棒日月抄」を高校だったか大学だったかの時代に読んでいたな。NHK 金曜ドラマ「腕におぼえあり」(主演:村上弘明)合わせだったので多分高校生かな。二冊目の藤沢作品です。最晩年の短編三つを納めた文庫です。

 藤沢周平の小説について私が何をか言わんやと云う気はするのですが、当然のように巧いですな。「用心棒日月抄」はエンターテイメント性の強いものでしたが、この「静かな木」は余韻や行間を楽しむ、味わい深い作品でした。表題作が秀逸です。解説にもありましたが、十分長編になり得るテーマを必要最低限の事柄のみを綴ることで美しく絞った短編にまとめており、こう云うのが「巧み」と云う事なのだろうなあと味わい深く読みました。いいなあ、もっとこう云う良い本をたくさん読みたいなあ。

| 国内は行(その他) | 17:29 | comments(0) | trackbacks(0) |
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