書評・三八堂

のんびり不定期に読んだ本の感想を書いていきます

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「WHY DESIGN NOW?」エレン・ラプトン他
評価:
エレン ラプトン,カーラ マカーティ,マチルダ マケイド,シンシア スミス
英治出版

●本日の読書
・「WHY DESIGN NOW?」エレン・ラプトン、カーラ・マカーティ、マチルダ・マケイド、シンシア・スミス/英治出版

 デザインが無関係ではない仕事をしています。つっても全面的にデザインが出ると云うよりは「付加価値としてデザインいい方がいいよねー」と云った感じの微妙なかかわり方ではありますが、デザインセンスはないよりある方が勿論いいので、プロダクトデザインについての本であろう本書を手に取ってみた訳です。

……システムとしてのデザインに関する本でした。都市計画とか、途上国に労働を生み出すためのデザイン商品とか。あと技術が発展することで可能になったデザインとか(←これはちょっと興味あるけど)。

 人間工学的にこのデザインが必要であるとか、この動きを実現するのに最も効率が良いのは従来の形ではなくこの形、とかそういった内容を期待していたので肩透かしでしたが、システムとしてのデザインも今後の地球環境を考えるに無視できない大きな課題であり、そう云った試みを知ると知らないとでは差もあろうと思いますので、興味がある部分だけ重点的に読みました。ヒートセラミックのテーブルウェアとか、フランス AVG 鉄道とか発電効率のよい LED デスクスタンドなどは技術の発達で可能になったデザインで、これは美しい。システムとしては、ガールエフェクトキャンペーンなどは耳にしたことありますな。

 章立てとしては「Communication」章に最も興味を惹かれました。皆さん大好き Apple の iPhone や Amazon Kindle など出ています。あと、点字で時刻が表示されて、指でなぞるだけで時間が分かる腕時計や、視認性が良いことで事故を防ぐ高速道路標示用のフォント(これこそデザインの真骨頂)、新しいコミュニケーションツールとして Twitter も紹介されていましたよ。

 がつがつのプロダクトデザインの話の方がやはり好みではありますが、そろそろ色んなことを客観的かつ俯瞰的に見る必要がある時期なので(全然出来てないから余計に)、自戒も込めつつ、感想の筆を措きます。
| 海外(その他) | 05:13 | comments(0) | trackbacks(0) |
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