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書評・三八堂のんびり不定期に読んだ本の感想を書いていきます
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2013.04.29 Monday
「ビブリア古書堂の事件手帖4」三上延
・「ビブリア古書堂の事件手帖4」三上延/メディアワークス文庫 うーわーすっげー久し振りに本読んだー。丁度原作が月九でドラマ化されて毎週「違う、栞子さんは違うっ!」とテレビの前で叫び続けていたわたくしが、最新四巻の読書感想文を書きますよ。因みに原作の栞子さんとドラマの栞子さんの違いは以下です。 (原作)黒髪ロングヘアー(ドラマ)ショートヘア (原作)黒縁眼鏡(ドラマ)裸眼 (原作)超絶人見知りだが、本のことになると饒舌(ドラマ)いついかなる時でも常に堂々としている (原作)グラマー(ドラマ)そうでもない (原作)主人公24歳より明らかに年上(ドラマ)二十代前半 挙げると切りがないのでこのくらいにします。そしてわたし的にまずかったのが、ドラマの最終回とその一回前の前後編が、未読の最新四巻ノネタを元にしていたと云う点です。本読まなきゃドラマ見れねえじゃねえか! ドラマ見なきゃHDレコーダーから消せねえじゃねえか! 情報リークしてくれた母に感謝です。原作より先にドラマ見てたら原作のネタバレで面白さ七割減でした。あー先に本読めて良かった。 さて第四巻ですが、今までの三冊が短編集だったのに対して、一冊丸ごとで一つのお話、江戸川乱歩に題を取った長編です。で、謎の入り組み方も謎解きも作中随一の面白さです。あ、でも飛ばし読みはお勧めしません、順を追って読み進めて下さいな。江戸川乱歩と云うケレン味に満ち溢れた作家の特性と、古い作家であるが故に色々な出版社が版を重ね何度も改稿されたことが謎を重厚に奥深くしています。栞子さんと五浦君の関係もちょっとだけ進んだ、かもね。 コメント
これまでと同様に面白く、一気読みしてしまいました。
なじみのある作品もあり、懐かしかったです。 読んでいて、あれこれ回想もしました。 トラックバックさせていただきました。 トラックバックお待ちしていますね。
| 藍色 | 2015/09/15 3:04 PM |
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珍しい古書に関係する、特別な相談―謎めいた依頼に、ビブリア古書堂の二人は鎌倉の雪ノ下へ向かう。その古い家には驚くべきものが待っていた。
稀代の探偵、推理小説作家江戸川乱歩の膨大なコレクション。それを譲る代わりに、ある人物が残した精巧な金庫を開けてほし
| 粋な提案 | 2015/09/15 3:01 PM |
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