書評・三八堂

のんびり不定期に読んだ本の感想を書いていきます

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「アリアドネの弾丸」海堂尊
評価:
海堂 尊
宝島社
コメント:本格ミステリ。

●本日の読書
・「アリアドネの弾丸(上)(下)」海堂尊/宝島社文庫


 だから白鳥は阿部寛でも中村トオルでもないんだってば。中年太りの嫌味なキャラなんだよ。わたしがキャスティングするなら伊集院光かガリガリガリクソンだな。

 シリーズ最終巻「ケルベロスの肖像」を購入した後に、その前に刊行された本作を読んでいないことに気付き慌てて購入した次第。刊行順に読まなきゃね。はい、久しぶりのバチスタシリーズです。調べるとこれの前の「イノセント・ゲリラの祝祭」読んだの 2010 年なのでざっと四年振り、そりゃ登場人物も忘れますわ。そう、今作にも過去の登場人物が簡単な紹介と共に再登場するのですが、四年経っていると「これ誰だっけ」が多すぎて大変でした。と云う事で脇役の素性を知っておきたい人は事前に「螺鈿迷宮」(南雲)と「イノセント・ゲリラの祝祭」(彦根・桧山)、「ナイチンゲールの沈黙」(城崎・牧村)を読んでおいて下さい。あとは「極北ラプソディ」がこの直前に起こった事件の話です。

 さてアリアドネ。丁度ドラマ化もされているようですが、トリックもアリバイ崩しもきちんとしていて、ミステリとして読み応えがありました。ミステリ色の強さはバチスタ並みです。強磁場のため金属の持ち込み厳禁のMRI内部で射殺死体が発見され、側には拳銃を持つ男が気絶し倒れています。被疑者である気絶男はここ東城大病院の高階院長で、彼が犯人である筈がないと信じる田口・白鳥コンビがトリックを明かしていくと云う筋です。医療機器について詳しくなくても大丈夫、医師とは言え専門外の田口医師に、盟友島津医師が解説するという流れで読者も知識を得ることが出来ます。

 さて、次の本で完結だ、楽しみ!
| 国内か行(海堂 尊) | 17:31 | comments(0) | trackbacks(0) |
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