書評・三八堂

のんびり不定期に読んだ本の感想を書いていきます

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「珈琲店タレーランの事件簿 3」岡崎琢磨
●本日の読書
・「珈琲店タレーランの事件簿 3 ~心を乱すブレンドは」岡崎琢磨/宝島社文庫


 はいはいタレーランの 3 巻ですよー。今回は関西バリスタコンテストで起こる混入事件についての美星バリスタの推理劇ですよー。

 今回第五回となる関西バリスタコンテスト、略称 KBC はどうやら第四回できな臭い事件が起ったらしく、一年の空白を経て開催されます。初めて最終選考に残った純喫茶タレーランの切間美星バリスタは、本番のステージ上で起こった異材料混入事件に巻き込まれます。コンテストの頂点を極めるには厳選したコーヒー豆をベストな方法・時間で焙煎して、それをベストな挽き方で破砕し、ベストな方法でドリップし審査員に供する必要があるため、ファイナリストは自分の持ちこんだ材料を鍵の掛かる部屋で保管します。希少性の高い豆で本番に臨んだあるバリスタは、ステージ上で自分の豆に欠陥豆が混入しているのを発見します。美味しいコーヒーの為には余分なものの混入など言語道断。材料を保管している部屋は一枚きりのカードキーで管理されているため、図らずも相互監視していた出場者たちはそれぞれ相手の材料に異物を混入させることなど出来ません。さてこの密室、美星バリスタはどう解くのか?

 密室ミステリとしては人も死なず簡単すぎもせず、適度な感じの出来です。ただ、実際にこのからくりを実行するには幸運にも恵まれていないといけないかなーとは思いました。結構危ない橋渡る感じの方法だったんでね。コーヒー雑学としてはドリップ以外のラテアートやコーヒーカクテルについても記述があり楽しかったですが、2 巻の方が出来は良かったかな。
| 国内あ行(その他) | 10:14 | comments(0) | trackbacks(0) |
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