書評・三八堂

のんびり不定期に読んだ本の感想を書いていきます

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「世界の宗教が面白いほどわかる本」池上彰
●本日の読書
・「 [図解] 池上彰の世界の宗教が面白いほどわかる本」池上彰/中経の文庫


 ここ数年、新聞読んでません。そんでニュースも見れてないので、世界の出来事どころか日本の事件も知らないわたしは「社会人として劣っている」と云う劣等感に苛まれて毎日を生きておる訳なのですが、取り敢えず IS ってなによ、と云う事が知りたくてこの本を手に取りました。高校で地理も世界史も取らなかったわたしは日本の歴史のどうでもいい細々したことに局所的に詳しいのと引き換えに一般常識がないので池上無双に頼るよ! 教えてお父さん!(と云う NHK「週刊こどもニュース」ネタも大分通じなくなっているのであろうな、多分)

 分かりやすかったです。キリスト教とユダヤ教とイスラム教は同じ神を信仰しているが聖典が異なるとか、アメリカ大統領はプロテスタントでないとなりにくいとか(ケネディなどカソリックの大統領もいるとのことですが)、ユダヤ人は人種や民族で括れず母親がユダヤ人またはユダヤ教を信じていればユダヤ人に該当するとか、色々な知らないことが沢山書いてありました。4ページ一節なので読みやすいし、宗教を大掴みするのにはお勧めです。

 イスラム教について知りたいと思って読んだのですが、自分の心に残ったのはヒンドゥー教についての解説部分です。インドにおけるヒンドゥー教は日本における仏教のように「特に熱心な信者じゃないけど、自分はどっちかと云うとこの宗教に属しているのかな」とインド人が思うようなゆるめの広まり方で、殆どの宗教が唯一神を信仰する中で、ヒンドゥー教は日本の八百万の神のように沢山の神の存在を許容しています。自然発生的に生まれた宗教であり、その点でも「万物に神は宿る」と云うアニミズム的な側面が馴染みやすいです。

 あと嬉しいことに神道についての解説もあります。神道は京極夏彦の「京極堂シリーズ」を読んだ時に神主である京極堂が垂れるものっすごい長い講釈で知ったつもりになっておりましたが、流石に読了二十年経ったら忘れていることの方が多いですな、改めて興味深いと思いました。神社神道(神社を中心とした神道)と教派神道(教祖のいる神道)なんて知らなかった YO! 情報が古びる前に一読をお勧めします。賢くなれた気持ちになるよ!

JUGEMテーマ:小説全般
| 国内あ行(その他) | 01:06 | comments(0) | trackbacks(0) |
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