書評・三八堂

のんびり不定期に読んだ本の感想を書いていきます

「惑星壊滅サービス」マリオン・ジマー・ブラッドリー
評価:
マリオン・ジマー ブラッドリー
東京創元社
コメント:Amazonだとダーコーヴァ年代記全部画像が死んでる

●久し振りの読書
・「惑星壊滅サービス」マリオン・ジマー・ブラッドリー著 中村融訳/創元推理文庫
 あー久し振りに本読んだ。しかもこの本、読み始めてから読み終わりまでにえっらい時間が空いたので、読書を再開したときに「これどんな話だっけ、ってかこの人誰だっけ(主要人物)」ってなことになってて、ってこれ感想と関係ないな。相変わらずカタカナ名前に弱くて誰が誰だか分からなくなっているのはいつも通りです(過去のダーコーヴァ感想文読んでも同じこと書いてあった)。
 ダーコーヴァ年代記六冊目です。でもまだシリーズ半分までも来ていない。しかし本国でこの本が発刊されたとき、作者のブラッドリーはこの本でシリーズを終わらせようとしていたとのことで、タイトルからもそれが伺われます。恒星間貿易が普通になっている時代、独立を保つ資源豊かなダーコーヴァを欲しがる投資家は多くいますが、ダーコーヴァは要請に応じません。ダーコーヴァを弱らせて交渉を有利に進めたい投資家の依頼を受け、「惑星壊滅サービス」が活動を始めます。自然災害や飢饉の誘発、指導者の暗殺などあらゆる手段を使って惑星を壊滅に追い込む「惑星壊滅サービス」に狙われたダーコーヴァでは、若き指導者レジス・ハスターが立ち上がります。っつかハスターさんこのシリーズでは非常に重要な登場人物でずっと指導者的立場にいるんだけど、このとき二十四歳くらいなの? 計算おかしくない? てゆうか能力高すぎるの? かっこよすぎる。
 レジス・ハスターはダーコーヴァの人的資源であるテレパスを集める号令を発します。そこに旧知の友でありシリーズ最初の巻「惑星救出計画」に登場している医師ジェイスン・アリスンの力を借り(勿論わたしは存在を忘れていた)、テレパスの能力分析と活性化の道を探り、熟練のテレパスとして「炎の神シャーラ」で若い娘さんだったデシデリア・レイニアーも再登場(勿論以下略)してレジス・ハスターやジェイスンに力を貸します。そしてダーコーヴァの中でも伝説の存在であったチエリという生き物も能力開発に力を貸し、全惑星総力を掛けて滅びに対抗する物語です。
 惑星壊滅サービスのキーパーソン、アンドレア・クロッスンという女性もダーコーヴァになにかしら縁があることを匂わせながら話は進みます。結末は正直「えっ、そんな感じで終わるの。それでいいの」と思わないでもありませんでしたが、シリーズの一区切りとしてはそれもありかと思います。シリーズ全体を俯瞰するのに、訳者の解説がすごく役に立ちました。

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| 海外(ブラッドリー) | 12:22 | comments(0) | trackbacks(0) |
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